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「WSL containers」正式GA、Windows で Docker を追加せずに Linux コンテナが動くようになりました

投稿日:2026.10.01

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「WSL containers」正式GA、Windows で Docker を追加せずに Linux コンテナが動くようになりました

Windows 上で Linux コンテナを動かす入り口は、長らく Docker Desktop の追加インストールでした。2026年9月29日、Microsoftはこの前提を変える発表をしています。Windows Subsystem for Linux(WSL)に直接コンテナのビルド・実行機能を組み込んだ「WSL containers(wslc)」を正式に一般提供(GA)しました。wsl --update で最新版に更新するだけで、別のソフトを追加せずに Linux コンテナを扱えるようになります。

何が変わったか — Docker Desktop は「外付け」から「内蔵」へ

変わった点は一つに絞れます。コンテナを動かすのに、WSL の外から別のソフトを持ち込む必要がなくなったことです。

新しいCLIツール wslc.exe(別名 container.exe)が、ビルド・実行・デプロイの一連の操作を担います。wslc container restart で動作中のコンテナを再起動したり、wslc container cp で tar アーカイブ経由のファイルコピーをしたり、wslc system info で環境状態をまとめて確認したりできます。コンテナのヘルスチェック機能も加わりました。Windows アプリからプログラム的に呼び出せる API も用意されています。

Docker Desktop追加インストール型とwslc内蔵型の構成比較図

基盤側では、ファイルシステムが従来の「plan9」から新しい「virtiofs」に切り替わっています。forest.watch の報道によれば、旧方式に比べて約2倍速いということです。ネットワーク面でも新モード「consomme」が加わり、VPN やファイアウォールとの共存が改善されたとされています。企業利用を意識した面では、Microsoft Intune や Microsoft Defender for Endpoint との統合も追加されました。

一方で、まだ揃っていない機能もあります。要望が最も多いという wslc compose(Docker Compose に相当する機能)は、今回のGA時点では搭載されていません。複数コンテナを1つの設定ファイルで束ねて動かす運用は、現状 wslc だけでは完結しないということです。

呼称のズレ — 「WSL 3.0」ではなく「WSL containers」のGA

この発表を「WSL 3.0」という見出しで報じた記事もありますが(forest.watch など)、Microsoft公式ブログの発表自体は「WSL 3.0」という呼称を使っていません。発表の主語はあくまで「WSL containers(wslc)」のGAです。

ただし、この呼称のズレは単純な誤報ではありません。WSL本体のGitHubリリースは、この発表と同じ2026年9月29日付でバージョン 3.0.1 として公開されており、リリースノートからは「WSLC being in preview」(wslcはプレビュー中)という記述が削除され、GAであることが明記されています。つまり「WSL 3.0」という呼び方はメディアが作った通称であり、公式のバージョン番号としては実在する、という少しねじれた状態です。社内で共有したり検索したりする際は、どちらの表記でも同じ発表を指していると理解しておくと混乱が減ります。

実務への影響 — 私たちが Windows + WSL2 + Docker で踏んだ落とし穴

私たちのハブ機(常時稼働の作業サーバ)は、Windows + WSL2 + Docker で運用していました。ある実測時点で、Dockerコンテナ19個などを動かした状態で C: ドライブの空き容量が476GB中23GB(使用率96%)まで減っていました。この状態を受けて、新しいハブ機は Windows + WSL2 を挟まず Ubuntu を直接使う構成に切り替えることを決めました。Windows を経由しない構成にすれば、WSL のメモリ上限も vhdx(WSLの仮想ディスク)の肥大も C: ドライブの枯渇も構造ごと無くなるという判断です。

ディスク容量が逼迫していることを示すゲージのイラスト

今回のGAで採用された virtiofs は速度面の改善であり、vhdx の肥大やディスク消費量そのものを解消するとは、今回の発表内容からは確認できません。Docker Desktop というソフトを追加しなくてよくなることと、ディスクが膨張しなくなることは別の問題です。Windows + WSL を使い続ける前提であれば、コンテナの数が増えてきた際に vhdx のサイズは引き続き注視する必要があります。

まとめ

まずは検証用の環境で wsl --update を実行し、wslc system info で環境が有効になっているかを確認するところから始められます。wslc compose が実装されるまでは、複数コンテナを連携させる開発環境では Docker(または Docker Compose 相当のツール)と wslc を併用する判断になります。

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AI エージェントを業務で回すときの設計と運用については、CTO の note に書いています。

出典

※ この記事は AI を使用しています。Leadeas が自社開発した AI エージェント基盤で下書きを作成し、人間のレビューを経て公開しています。AI ネイティブ開発会社として自社の技術をそのまま実演する目的で、この手法を用いています。(詳しくは AI 利用ポリシー)

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