「ChatGPT Sites」の正体—ChatGPT内で作ったWebサイトをOpenAIがそのままホストする新機能
投稿日:2026.07.18
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- AI活用
OpenAI は 2026 年 7 月 9 日、ChatGPT 内でインタラクティブな Web サイトや Web アプリを構築し、OpenAI 側のホスティングでそのまま公開できる新機能「ChatGPT Sites」を発表しました。X では「ChatGPT に Web サイト作成専用モードができた。要件定義から手伝ってくれる」と話題になっていますが、その正体は Sites 単体ではなく、対話型エージェント「ChatGPT Work」を入り口とした一連の仕組みです。

ChatGPT Sites でできること
ChatGPT Sites は、仕事の成果物やアイデアを ChatGPT 内でインタラクティブな Web サイト/Web アプリに仕立て、チーム内または一般に URL で共有できる機能です。OpenAI が挙げる用途例は、ライブダッシュボード、プロジェクトトラッカー、ローンチカレンダー、プロトタイプ、社内ポータル、インタラクティブレポートです。作った Sites は ChatGPT 内でそのままテストでき、元になる情報が変わった場合は ChatGPT に更新を指示することもできます。
Sites はドメイン登録サービスではありません。独自ドメインを使う場合、ドメイン自体は自分で所有し、ドメイン事業者側で DNS 設定をする必要があります。ホスティングは OpenAI が担いますが、ドメインの取得・管理は従来どおり利用者側の作業として残ります。
入り口は「ChatGPT Work」——対話しながら要件を固める働き方
X の投稿にあった「要件定義から手伝ってくれる」という体験は、ChatGPT Work というエージェントの動き方を指しています。ChatGPT Work は長め・複雑なタスク向けのエージェントで、web・モバイル・デスクトップで利用できます。リサーチや分析を行い、接続したアプリやファイルを横断して作業し、ドキュメント・スプレッドシート・プレゼン・レポート、そして Sites を完成品として作ります。
ChatGPT Work はここが特徴的です。作業中もユーザーが進捗を追い、質問に答え、方向修正し、重要なアクションを承認できる仕組みになっており、対話を重ねながら要件そのものを固めていく働き方になっています。1 回限りだけでなく、定期実行やトリガー実行、変化の監視で動く Scheduled Tasks も用意されています。
支えているのは新モデル GPT-5.6
同時に発表された新モデル GPT-5.6 も、Sites の使い勝手に直結します。GPT-5.6 は Sol(フラッグシップ)・Terra(バランス型)・Luna(高速・低価格)の 3 層構成で、2026 年 7 月 9 日から 24 時間かけて展開されました。OpenAI は公式発表で "GPT-5.6 delivers a step change in design judgment."(デザイン判断力が一段階飛躍した)と説明しています。さらに、コードや文章を生成するだけでなく、レンダリングされた結果自体を検査・修正できるとも述べています("Its stronger computer-use capabilities let it inspect and refine the rendered result—not just generate the underlying code or content")。生成したコードを見るだけでなく、実際の画面を自分でチェックしてから仕上げる、という点が Sites の完成度を支える技術的な裏付けです。
まだ制約もある——ベータ版としての実際
期待が先行しがちな発表ですが、現時点で確認できる制約も明確です。まず提供対象は有料プランのみで、Free・Go プランは対象外です。Pro・Pro Lite・Enterprise・Edu が先行し、Plus・Business は数日かけて順次展開されるとされています。発表時点で EEA(欧州経済領域)・スイス・英国では提供されていません。
利用量についても、ベータ期間中は Codex と同じ使用量体系で計測され、プランごとの上限内での利用になります。無制限に使い続けられるわけではなく、パブリックベータという位置づけそのものが、今後仕様や上限が変わりうることを示しています。
企業サイトに使えるか——内製化と専門開発の使い分け
ここまでの内容を踏まえると、ChatGPT Sites が向いているのは、社内ポータルやダッシュボード、プロジェクトトラッカーのような「使う人が限られ、変更の主導権を自分たちで持ちたい」タイプのサイトです。対話しながら要件を詰められる分、ちょっとしたプロトタイプや検証用の画面を素早く形にする用途には強みがあります。
一方で、企業の公開サイトには、信頼性・ブランドの一貫性・SEO・保守運用・セキュリティといった別の要件が積み重なります。独自ドメインの DNS 設定を自分で行う必要がある点、ホスティングが OpenAI 側に委ねられる点、提供地域(発表時点で EEA・スイス・英国は対象外)や料金体系がベータの間は変わりうる点は、企業の顔となる公開サイトを預けるかどうかを判断する際に確認しておくべき前提です。
私たちも、Leadeas としてこれまで複数の社内向けツールをまず小さく内製し、要件が固まってから本格的な開発に切り替えるという進め方を重ねてきました。ChatGPT Sites のような仕組みは、この「まず小さく作って試す」段階を対話だけで進められるようにする点で現実的な選択肢になり得ると考えています。ただし、それは検証・社内利用の段階の話であり、公開企業サイトの制作をそのまま置き換えるかどうかは、ブランドの一貫性や運用体制まで含めて私たちは別に判断すべきだと考えています。
まとめ
X で話題になった「ChatGPT の Web サイト作成専用モード」の正体は、対話型エージェント「ChatGPT Work」を入り口に、ChatGPT 内で構築した Web サイト/Web アプリを OpenAI がそのままホスティングする「ChatGPT Sites」という組み合わせでした。新モデル GPT-5.6 がレンダリング結果まで検査・修正する能力を持つことが、この体験を技術面で支えています。プロトタイプ・社内ツール・ダッシュボードは内製が現実的になる一方、公開企業サイトは信頼性・ブランド・保守運用の観点から専門開発との使い分けが必要です。ベータ版としての制約(有料プラン限定・独自ドメインは自前手配・提供地域の制限)も、その判断の前提として押さえておくべきです。
出典
- OpenAI 公式: Introducing ChatGPT for your most ambitious work
- OpenAI 公式: GPT-5.6
- OpenAI ヘルプセンター: Creating and managing ChatGPT Sites
※ この記事は AI を使用しています。Leadeas が自社開発した AI エージェント基盤で下書きを作成し、人間のレビューを経て公開しています。AI ネイティブ開発会社として自社の技術をそのまま実演する目的で、この手法を用いています。(詳しくは AI 利用ポリシー)

